豊﨑会長挨拶 要旨
本日は、茨城いすゞ自動車株式会社創立50年、いすゞ部品茨城販売株式会社創立15年の記念式典を挙行致しましたところ、時節柄たいへんお忙しい中を、いすゞ自動車株式会社 稲生社長様、いすゞ自動車販売店協会 飯島会長様はじめご来賓の皆様のご来駕を賜り両社の役職員の下に、式典を盛大にとり行うことができますことは、誠に喜びに堪えない次第でありまして哀心より厚くお礼申し上げます。
顧みますれば、茨城いすゞが関東いすゞより分離独立致しましたのは、昭和25年1月でありまして、当時の社会情勢は敗戦の混乱期より立ち直りつつある時でありました。
その後、自動車産業は急速にその姿を変えながら、日本経済のめざましい成長のもと驚異的なモータリゼーションの進展を続け、昭和60年代には自動車生産台数が世界第1位をしめるまでに成長しましたが、公害問題や環境問題あるいは、資源問題等が広がるとともに成長率は鈍化しながら成熟期を迎えて、しかも今日、自由化の波にのまれながら世界的業界再編の嵐の中で生き残りをかけた激烈な販売競争の渦の中にあります。そのような背景の下で、創業期の昭和20年代の茨城いすゞは社員3名で始まり、昭和30年代前半はひるむことのない前進で体質を強化し、昭和30年代後半から40年代にかけては躍進の基礎を築いた時代そして、50年代から60年代にかけては、茨城いすゞ本社新社屋ビルも完成し、各拠店の展開と整備を進めてきました。
一方では、生産性の向上にも取り組み、事業量の拡大、社員の質の強化ときめ細かなサ-ビス活動を展開した時代であったと存じます。
| 昭和34年10月 | 茨城スバル自動車を設立 |
|---|---|
| 昭和35年7月 | 水戸いすゞモーター分離独立 |
| 昭和39年12月 | 茨城ト-ヨ-を設立 |
| 昭和45年 | 他社に類例のない社員の福利厚生を担当する部門としての鈴の和生活協同組合(現在のすゞ陽生活協同組合)を設立し、社員の生活の安定と向上に寄与 |
| 昭和45年 | 茨城小松フォ-クリフト |
| 昭和49年 | 茨城重車両(現在のコマツ茨城) |
| 昭和50年 | 上筑波自動車学校 |
| 昭和56年 | すゞ陽 |
| 昭和61年 | いすゞ部品茨城販売株式会社分離独立 |
現在では、グル-プ会社は9社1組合となり、その従業員数は、1200余名となり、年間総売上高(平成12年度)420億を目標に厳しい業界の中で、相互に協力しあいながらグル-プ会社の発展に邁進しておる次第であります。
そういう中で茨城いすゞは、県下主要地域に8拠店設置し販売力の増強とサ-ビスの充実につとめる一方『お客様第一』を信条に全役職員が一致協力し、社業の発展に精進してまいりました。その甲斐あって最近(平成11年度)の茨城いすゞの年間新車販売台数は、675台であり県内シェアも32.4%を維持しており、サ-ビス部門等を合わせると年間100億の総売上高にいたっております。
特に、創立50周年記念の年であります今年の9月期では、通算50期連続シェアNo.1を継続しさらに、いすゞメーカーの平成12年度上期の総合評価で前年に続き全国普通車店45社中最高位の順位でて半世紀を折り返し、新たな一歩をふみだしたわけであります。又、いすゞ部品茨城販売株式会社も茨城いすゞ同様、順調に業績を伸ばしており、その年間の総事業量は28億で年々売上を伸ばしております。
しかし、この間の長い道のりには、ドルショック、2度のオイルショック、長引く平成不況等々、数多い苦難の荒波にもまれ辛苦に耐え抜き今日の県内トップ企業にまで成長、発展出来ましたのもひとえに社訓であります『誠実と協和』の精神の下で、心を一つにして社業の発展に尽力された諸先輩方のご努力と、本日ご列席のいすゞ自動車の方々の親身にも及ばないご支援ご指導と役職員各位のご努力の総結集の賜と信じ、誠に感無量、心の引き締まる思いでございます。
自動車業界は、21世紀への生き残りを掛けて凄まじい競争が本格化しており、まさに、今こそ『激動の時代』であり、勝ち残るための対応が強く求められております。『激動、激変の時代』へいち早く対応すべく、いかなる環境の変化にも微動だにしない盤石の経営体質の確立に向けて量・質の両面で業界No.1を達成すべく、そして目前にせまった21世紀に向けての魅力ある企業づくりを目指して中・長期的な視野から3つの基本指針からなる夢のある諸施を策定し、企業としての大きな夢をたづさえて、更に60年、100年の第一歩を踏み出すことに致しました。
1つ目は『お客様に信頼される会社づくり』、2つ目は『働き甲斐のある会社づくり』、そして3つ目は『地域社会に密着し貢献できる会社づくり』を経営理念として魅力ある会社づくりを目指してまいります。
最後に本日の創立50年・15年を節目として『魅力ある企業づくり』『安定した企業経営』に向けて心新たに両社社長を中心として再スタ-トをするつもりですので、全役職員のより一層のご協力とご来賓の方々の今後のますますのご健康と両社に対してのお力添えを祈念致しましてご挨拶と致します。



